収入を記入する欄があって、食費や家賃などの支出を記入する欄があって、収支を計算する。プラスなら黒字、マイナスなら赤字。これが一般的な家計簿(手書きでもパソコンソフトでも)だと思います。
約20年前はこのような家計簿で全然困りませんでした。ほとんど現金でやりとりしていましたから。
ところが、クレジットカードの利用が増え、PAYPAYなどのQRコード決済が登場し、住宅ローンが始まったり、どんどん家計が複雑化しました。
さらに夫が単身赴任中は赴任手当や出張旅費が支給されますが、既に交通費として立替払いしているので、一見収入は増えているものの同時に支出も増えているのです。しかもクレジットカードで支払っているので収支が分かりづらいのです。
こういった複雑化した家計を分かりやすくするのが、簿記を使った「複式家計簿」です。
そして複式家計簿のもう一つ大きなメリットは、家計の財務状況が一目で分かることです。つまり我が家は資産と負債どちらが多いのか。
複式家計簿のメリットについてもう少し詳しく、別の記事で書きたいと思います。